ノンデスクワーカー向けSaaSスタートアップに転職しました
2022/02/01 By: @sukechannnn
2021年11月30日付けで株式会社フィードフォースを退職し、2021年12月1日に株式会社アルダグラムに入社しました。せっかくなので振り返りと、なぜアルダグラムを選んだのか、今後やっていくことなど書いておきます。
フィードフォースでやってたこと
フィードフォースには2017年に新卒エンジニアとして入社しました。フィードフォースに入社を決めたのは、中にいるエンジニアのレベルがすごく高そうと感じたことと、後に配属されることになる新規事業が魅力的に感じたからでした。
実際に入社してみて、すごい方がたくさんいてびっくりしたのを覚えています(語彙力...)。開発チームはどこもスクラムがしっかり回ってて、CI/CD、コードレビュー、ドキュメンテーションの文化などがしっかりしていて、素晴らしい品質のプロダクトをリリースし続けています。ここで学ぶことができたのは本当にありがたかったですし、僕にとって大きな財産になりました。
高い意識でプロダクト開発に取り組みたい方にとっては、素晴らしい職場だと思います。今ではフルリモート全国採用もしているようなので、興味のある方はぜひ↓
少しだけ当時を振り返ると、入社した時の僕は仕事が楽しくて仕方がなく、やれることはなんでも挑戦したいと色々な事にチャレンジしました。配属先はリリース前の新規事業開発を行っているチームを希望し、またポテンシャルエンジニア採用プロジェクトが立ち上がると聞くと真っ先に手を挙げました。他にもなんか色々やってた気がするけど省略。
例えばポテンシャル採用プログラムでは、自分がプログラミングを独学した時の経験を元にした企画が当たり、開始1ヶ月で60名、1年後には200名以上の方が受けてくれました。結果的にエンジニア3名の採用に成功し、そのうちの1人は今でも在籍してバリバリと開発してくれています(Rust 使ってるらしい)。
新規事業の開発では、他システムとの連携が肝なサービスでその主要部分をたくさん開発しました。非同期処理でエラーハンドリングや冪等性を意識したアーキテクチャを設計する機会に恵まれたのは、とても良い経験でした。今でも作った機能が動いてくれてるのは感慨深いです。
そんな感じでメイン機能を開発してきたのと、ビジネスサイドや外部の関係者とのコミュニケーションを積極的にしていたので、最後は開発をリードする立場にいました。
プロダクトの成長に貢献...できてない?
自分のキャリアとしては順調に進んでいるように見えたものの、いまいち自分がプロダクトの成長に貢献できている感覚が持てずにいました。ここでは詳しくは書かないのですが(個別に聞いてください)、自分でもエンジニアとして何を頑張れば良いのかわからなくなってしまい、もがいていたのがこの時期(2021年の初頭くらい)だったと思います。
そんな時、たまたまポッドキャストで流れてきたのがカミナシ諸岡さんのお話でした。
これを聞いてハッとしました。その時の僕は、自分のことやチームや会社などの内側ばかり見て、ユーザーに全く向き合えていませんでした。良いプロダクトを作って世の中の役に立ちたくてエンジニアになったのに、これでは本末転倒だ...と。
それと同時に、徹底的にユーザーに向き合って泥臭いことも厭わずにプロダクトを作っている会社で働いてみたいという気持ちがどんどん大きくなっていきました。実際に転職活動でお話を聞くにつれて、複雑な業務フローを紐解いてIT化を支援するノンデスクワーカー向け SaaS にどんどん惹かれていきました。複雑な系を整理して理解可能な状態にし、それを拡張可能な形に再実装するのってまさに設計の一番面白いところじゃないですか。ワクワクしますね?
そんな感じで、ありがたいことにすごく行きたいと思った3つの会社さんに内定を頂くことができ、最終的にその時点で一番小さい会社だったアルダグラムに行くことにしました。
プロダクトが強い会社が勝つ
そんなこんなで昨年12月からアルダグラムにお世話になっています。まだ20名弱の会社ですが、とてもスケールの大きいストーリーを語っていて、それを実現するためにしっかりエンジニアリングに投資しています。プロダクトが強い会社が勝つと思っている自分にとって、初期フェーズでコードベースがしっかりしているのはとても魅力的でした。
実際、入社して3日後に利用ユーザーさんとお話する機会があったのですが、そこでユーザーから直接「アプリの毎週アップデートはいいねぇ」だったり「要望を言ったらすぐに改善してくれて驚いた」というお声を聞いて、開発者の貢献がユーザーに届いてるんだ!と自分が開発したわけでもないのに嬉しくなりました。
このスピード感をこれからも維持/向上するための仕組みを作ることと、一緒にプロダクトを作ってくれるエンジニアを見つけ組織化すること。僕はここらへんにコミットしていく所存です。
それと転職して気づいたのですが、僕は自分で思っていた以上にエンジニアリングが好きみたいです。転職してコードをキャッチアップし、POやエンジニアの方と話をしたりコードを書いたりする中で、自分がエンジニアとして事業に貢献できそうなこと、やりたいことがたくさん出てきました。それについて考えてると、すごくワクワクします。
エンジニアとしてやれることしかないぜ。毎日仕事が楽しみです。
というわけで、アルダグラムではエンジニアの方を大募集しています!!!
入社して驚いたのですが、スタートアップなのに家庭を大事にされている方がとても多く、サスティナブルに長く働ける会社になっています。もちろんゴリゴリ働いてる方もいて、個人のやり方を尊重する風土があります。
エンジニアとしてユーザーの役に立ちたい!と思っている方にはぜひ来て頂きたいです。
もしちょっとでも興味があれば、Meety で気軽にお話しましょうー!